30年間Cloud Gate Dance Theatreの写真撮影を担当 – Liu Cheng-hsiang氏は舞台芸術の貴重な写真をSeagateハード・ドライブに保存しています。

「私はストレージ技術の専門家ではありませんが、私のような初心者でも簡単にバックアップを実行できます」。- Cloud Gate Dance Theatre、カメラマン、Liu Cheng-hsiang氏

カメラとレンズを除けば、メモリー・カードやハード・ドライブなどのストレージ・デバイスは、カメラマンにとって間違いなく最も重要な機材です。Liu Cheng-hsiang氏はCloud Gate Dance Theatreのカメラマンを30年務め、時代を超えた写真の数々を発表してきました。たとえば『The Great Buddha+』の僧侶たちの青みを帯びた頭を映し出した印象的なスチール写真や、Cloud Gateのダンサーたちのエレガントな動きの一瞬を切り取った写真などが有名です。カメラのレンズを通して芸術のエッセンスをとらえるには、舞台のパフォーマンスに没頭し、創造性とイマジネーションをもってすべてのショットにアプローチすることが重要だと、Liu氏は考えています。

▲芸術のエッセンスをとらえるには、舞台のパフォーマンスに没頭し、創造性とイマジネーションを表現することが重要だと、Liu Cheng-hsiangは考えています。

カメラのレンズを通して芸術のエッセンスを表現

▲ダンスは非常に抽象的な形のパフォーマンスです。カメラマンはダンサーの動きが何を表現しようとしているか、そのエッセンスを理解しなければなりません。完璧な写真の多くはきわめて自然な瞬間に生まれるのです。

「20歳のとき、National Institute of the Arts(現Taipei National University of the Arts)で毎年行われていたイベントの写真を撮影するチャンスをもらいました。始めは舞台芸術にこんなに夢中になるとは思ってもみませんでした。ダンス部門の部長だったLin Hwai-minさんが私の写真を気に入ってくれて、Cloud Gate Dance Theatreの15周年記念イベントを撮影するのに私を呼んでくれたんです。そして30年後の今も、舞台の写真を撮り続けているというわけです」。30年間も毎年途切れずに一つのことをやり続けるというのは、たいへんなことです。「Cloud Gate Dance Theatreに加えて、私はNational Theater and Concert Hall(台湾)の音楽とダンス・パフォーマンスの写真も撮影しています。撮影する舞台は年間で50件以上です。趣味を仕事にできるのは最高です。フォト・セッションは通常リハーサル中に行うので、まるでダンサーが自分だけのために踊ってくれているような感じを覚えます。劇場でVIPになったような気分ですよ(笑)」。

Liu氏は舞台芸術の真髄をとらえ、優れたスチール写真を生み出しています。「ダンスは非常に抽象的な形のパフォーマンスです。ダンサーの動きは絶え間なく変化し、それが演技の流れを表現します。パフォーマンスの最高の瞬間をとらえるには、カメラマン自身もそれに完全に没頭しなければなりません。動きの後ろにある抽象的な概念を理解し、ダンスが何を表現しようとしているか、そのエッセンスをとらえるんです。ダンスの演出家は、カメラマンが最高のショットをとらえられないことを心配して、ポーズを作らせようとしがちです。しかし作ったポーズはどうしても完璧なものにはなりません。筋肉の張りがなかったり、衣服の動きが不自然だったりするからです。完璧な写真というのは自然な瞬間で、それには手足や筋肉のライン、顔の表情などすべての細部が重要です。カメラマンは次の瞬間何が起ころうとしているか予想できなければなりません。そしてここしかないという瞬間にシャッターを切るのです。

大ヒットした『The Great Buddha+』のスチールは、何列も並んで床に座った僧侶の後頭部が不気味に青く浮かび上がった写真で、近年のLiu氏の作品の中でも間違いなく最も印象深いものです。 「スチール写真を撮るには、ストーリーを完全に理解し、脚本の流れに完全に没頭してしまわなければなりません。最近の作品『Sunshine』(タイトルは中国語からの翻訳)では、囚人の気持ちを理解するために、みんなで1週間、刑務所で過ごしました。経験だけでなく創造性も大事です。映画は一連のシーンで構成されますが、スチールでは1枚の写真ですべてを伝えなければならないからです。見た人の印象に残るスチールを撮るには、深い理解、映画の解釈が重要です」。

▲Liu氏の最近の特筆すべき作品、『The Great Buddha+』は、何列も並ぶ僧侶の青い後頭部を撮ったもので、印象深い作品です。

時代遅れの方法、バックアップの問題

カメラマンとして30年の経験を持つLiu氏は、撮影の際にどのように機材を準備しているのでしょうか。「20年近くフィルムを使って撮影を続けてきたので、デジタルへの移行は簡単ではありませんでした。特に初期のデジタル・カメラはスペックと品質の両方でフィルムに劣っていたからです。フィルムの場合は1本で36枚しか撮れませんでしたから、アシスタントに交換してもらわなければなりませんでした。デジタル・カメラの品質が不安だったので、撮影にはいつもフィルム・カメラを持って行っていました。デジタルに完全に移行するまでにはかなりの時間がかかったんです」。

▲約20年間フィルム・カメラで撮影していたため、Liu氏はデジタル・カメラに移行するとすぐに、ストレージの問題に直面しました。

デジタル・カメラに慣れたLiu氏は、すぐに別の問題に直面しました。ストレージです。「20年前、1GBのメモリー・カードは10,000ドル(NTD: ニュー台湾ドル)ほどでした。光記憶装置を使用しても、書き込みドライブは数千ドル(NTD)もかかりました。ストレージ・デバイスに大金を投資しなければならなかったのです。1回の撮影セッションに、4~5枚のSD/CFメモリー・カードに加え、いくつかのモバイル・ハード・ドライブを持っていかねばならず、その後、家に帰ってコンピューターのハード・ドライブに写真を転送していました。当時、モバイル・ハード・ドライブはせいぜい2~4TBだったため、長年の間にドライブは100台近くも溜まりました」。クラウド・ストレージを使ったことはありましたか? 「やってみました。でも一度、納品しようとしていたときに、接続の問題が起きたんです。それ以来クラウドは避けていました。ときどき無料のFTPを使っていますが、2GBのサイズ制限があるので、大きいファイルはいくつかに分割しなければなりません。全体として、私のバックアップのやり方は時代遅れでした。」

▲Liu Cheng-hsiangのスタジオには、10TB Seagate IronWolfハードディスクを備えたAkiTiO Thunder3 Quad X(Thunderbolt 3ハード・ドライブ・エンクロージャー)が装備され、バックアップの効率は大幅に向上しました。

▲以前は2TBの外付ハード・ドライブのコンテンツをコピーするのに10時間もかかっていました。それが今ではたった2時間です。写真をブラウズする時間もかなり短縮されました。

バックアップの時間が五分の一に短縮 – ブラウズもスピードアップ – 効率化を実感

外付ハード・ディスクがバックアップの方法として効率的でないと気づいたLiu氏は、ストレージ・ソリューションについて学生に尋ねました。自分自身はその分野に詳しくなかったからです。学生のアドバイスでLiu氏はストレージ機器をアップグレードし、スタジオに10TB Seagate IronWolfハード・ドライブを実行するAkiTiO Thunder3 Quad X Thunderbolt 3ハード・ドライブ・エンクロージャーを装備しました。「スチール写真のファイルは4TB以上のことが多く、しかも複数の外付ハード・ドライブを使用して転送するという面倒な作業が必要でした。しかも複数のドライブにファイルが分散していたため、混乱もありました。ストレージ機器をアップグレードして最も改善したのは、転送速度です。2TBの外付ドライブをコピーするのに以前なら10時間もかかっていましたが、今では2時間以下になりました。ファイルの転送のほかには、以前は写真の取捨選択に非常に時間がかかっていました。1回のセッションで何千枚と写真を撮るためデータは4TBにもなりますが、最終的に使うのは100枚程度なので、短時間でふるい分けることが重要です。1つのRAWファイルのサイズは約40MBで、同時に開くファイルの数が多すぎると、編集ソフトウェアがクラッシュすることがあります。しかしSeagateのハード・ドライブとThunderbolt 3の高速ファイル転送機能を使用するようになって、読み込みスピードが大幅に改善しました。特にフォルダーを開いたときに、すべてのサムネイルが即座に表示されるのは大きな違いです」。

▲Seagateでは、データ復元に必要な豊富な経験と取り揃えたパーツの在庫を駆使してRescue Cardサービスを提供しています。本サービスでは90%のデータ復元成功率を実現しており、これもLiu氏がSeagateを選んだ理由の一つとなっています。

安心感を生むデータ復元サービス

SeagateのRescue Cardサービスは、Liu氏にとって購入決定の重要な要因でした。「ハード・ドライブの損傷はカメラマンにとって最悪です。ハード・ドライブを修理に送ったこともあります。RAWファイルのいくつかは抽出してもらえましたが、ファイルは破損していて使えませんでした。データ復元成功率90%のSeagateの復元サービスは、メーカーの専門知識と、継続的な改善、ハード・ドライブのパーツの包括的な在庫を組み合わせて、堅牢なサポート・システムを提供してくれます。私は学生とよく最新技術について話し合ってストレージ・ソリューションについて意見を尋ねています。学生の多くがSeagateを推薦したので、私もSeagateを選んだんです」。

▲作業効率が向上しただけでなく、Liu氏は空き時間に以前のハード・ディスクからデータをバックアップし、作品でとらえた美を次世代へと伝えようとしています。

ディスク・アレイとSeagateハード・ドライブの最高の組み合わせで、Liu氏のバックアップ作業はかなり楽になりました。「バックアップは内蔵から外付へと進化しました。以前はハード・ドライブを交換するのにネジを何本も外さなければなりませんでした。今は、外付エンクロージャーなのでプラグ&プレイで使用できます。私はストレージ技術の専門家ではありませんが、私のような初心者でも簡単にバックアップを実行できます。作業効率が大幅に向上したのに加え、時間があるときに昔の写真をSeagateハード・ドライブにバックアップしています。昔の写真は私の人生の作品であり、次世代に伝えたいと考えています。子供たちや孫たちに私たちの世代の美しさを見てもらいたいんです。それがカメラマンとしての努めだと思っています」。

パートナー

私たちがお手伝いさせていただきます。

あなたのニーズに合ったソリューションをご提案します。

お問い合わせ
2019-05-22T15:21:55+00:00