テクノロジによる革新、WiwynnがSeagateの協力を得て安全なデータ・センターを構築

IoT、AI、5Gの発展によってさまざまな新しいアプリケーションが登場し、情報セキュリティが重要な問題となっています。そのため、データ・セキュリティ・センターが完成してからセキュリティ強化を考えるのではなく、データ・センターの計画や構築の段階段階で基準にデータ・セキュリティを取り入れる企業がますます増えています。

モノのインターネット、人工知能、5Gの発展によって、自動運転などさまざまなアプリケーションが登場し、情報セキュリティは避けられない問題となっています。ハッカーのシステム侵入によって、データ漏洩や会社の評判の低下といった問題を招くだけでなく、さらに悪いことに人々の生活や個人の安全に影響が及ぶことになります。

新しいテクノロジによってデータ・センターのセキュリティに対するニーズが高まっている

AI時代の到来によってデータへの依存性が高まる中、情報セキュリティの重要性が企業の注目を集めています。2018年、Seagateは「データ・トレンド:AIの潜在能力を引き出す」というタイトルのレポートを発行しました。このレポートでは、AIを導入するうえで企業はさまざまな問題に直面する可能性があり、そのひとつが情報セキュリティであると述べています。94%の企業が、情報セキュリティはAIアプリケーションに欠かせない要素であると考えまずます。

これから登場する新しい技術アプリケーションの動向に合わせて、データ・センターを変えていかなくてはならないことは間違いありません。現在、データ・センターが完成してからどうすればセキュリティを強化できるのかを考えるのではなく、データ・センターの計画や構築の段階で基準に情報セキュリティを組み込む企業がますます増えており、ハードディスク・ドライブがこのシナリオの良い例となっています。

台湾のクラウド・データ・センターの大手サプライヤーであるWiwynnは、コスト、パフォーマンス、展開のしやすさを兼ね備えていることから、ハードディスク・ドライブがデータ・センターにおいて最も広く導入されているストレージ・デバイスであると考えています。しかし、ハードディスク・ドライブはすでに広く普及しているため、オンサイトのデータ・センターや地域のデータ・センターに設置されているドライブは特に危険にさらされやすくなっています。盗難に遭うと、そこに保存されているすべての情報が漏えいします。

サーバのデータ・セキュリティを徹底するために、Wiwynnはストレージ・デバイスのサプライヤを選定するにあたってセキュリティ技術を重視しています。例えば、ハードディスク・ドライブに自動暗号化機能が付いているのか、US FIPSや海外の同等の規格の認定を受けているのか、通商協定法 (TAA) の要件を満たしているのかなどです。Seagateが開発した独自の暗号化技術、Seagate Secureは、こうしたニーズに確実に応えます。

例えば、Wiwynnが開発したストレージ・サーバSV7000G2とハードディスク・ドライブ拡張キャビネットST7000G2はどちらも同じ4UシャーシとSeagateハードディスク・ドライブを採用しており、大容量データ・ストレージとアプリケーションの最適化を可能にします。Seagate Secureに加えて、Wiwynnには顧客の情報を保護する能力があります。

4Uシャーシは、さまざまなニーズに応えられる柔軟性の高い設計が特徴です。ST7000G2ではシンプルなハードディスク・ドライブ拡張キャビネットとして使用することができるほか、他の外部サーバと組み合わせれば、Wiwynnが指定するデータ・センター・ストレージの多様なニーズに応えることができます。また、企業は1台または2台の内蔵マイクロ・サーバを搭載したSV7000G2を選択することもできます。これによって、外部サーバに接続するにあたって面倒な配線を行う必要がなく、さまざまなストレージ要件を満たすことができます。

Seagate Secureの4つの特徴がハードディスク・ドライブの情報防御メカニズムを強化

Seagate Secureを支える技術には、主に4つの特徴があります。まず第一に、AES暗号化技術は、ハードディスク・ドライブがパフォーマンスを犠牲にすることなく、ハードディスク・ドライブに保存されているすべてのデータを自動で暗号化または復号できるようにするものです。SymantecやIBMなどのソフトウェア企業が提供しているソリューションを使って、ユーザID認証や暗号化キー管理など、データの暗号化や復号に関連するすべてのプログラムをシームレスに管理することができます。その結果、ハードディスク・ドライブを紛失したとしても、保存されているデータは暗号化されているため解読されることはありません。

第二に、すべてのSeagateの暗号化ハードディスク・ドライブには、Instant Secure Erase (ISE) が搭載されています。そのため、ユーザは簡単なコマンドを使ってわずか数秒でデータを削除できるため、企業はハードディスク・ドライブの入れ替えを迅速に行うことができます。Seagateが採用している暗号化削除の基準は、市場の主要な規格であるISOとNISTによる承認と推薦を受けています。

データの削除以外に、ユーザはコマンドによって暗号化キーを変更することもでき、これによってすべてのデータは解読不能なコードになるため後で第三者がハードディスク・ドライブを復元したとしても、データを使用することはできません。したがって、企業はハードディスク・ドライブ上のデータを消去するために高額なコストのかかる上書き手順に頼る必要がなく、また保証期限後やリース返却時にもデータの保全を維持することができます

第三に、Seagateは連邦情報処理規格 (FIPS) 140-2レベル2検証に合格した世界で唯一のハードディスク・ドライブ・サプライヤです。FIPSは米国連邦政府が規定する規格で、他の規格よりさらに高いレベルの暗号化規格です。さらに、Seagateは米国、英国、ドイツ、フランス、カナダが開発する情報セキュリティ製品向けの評価規定を定めるコモンクライテリア (CC) に準拠しており、1999年にISO国際規格 (ISO/IEC 15408) の認証を取得しています。ISOは世界中の第三者ラボが評価と認定を行うもので、最高レベルのIT製品安全性検証に合格しています。

4つ目の特徴は、Secure Download and Diagnostics (SD&D) 技術で、これは不正アクセスやシステムレベルの機密データの取得によって、ハードディスク・ドライブ・ファームウェアがハッカーにより破壊されたり変更されたりするのを防ぐものです。

WiwynnがSeagate Secureの4つの特徴を生かしてハードディスク・ドライブの情報防御メカニズムを強化

Wiwynnは、データ・センターで使用するストレージ・デバイスは一般企業が使用する製品とは異なるという点を強調しています。エンタープライズ顧客は通常、自由にカスタマイズできる製品を注文します。これには、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、さらにはテストなどが含まれます。安定性も求められる要素のひとつですが、これは究極の環境下で具体的なパフォーマンスのニーズを満たしたり、課題に対応したりする重要な役割を果たします。

そのため、Wiwynnは、ハードディスク・ドライブやソリッド・ステート・ドライブのトレンドとテクノロジをより深く理解する必要があります。Seagateは毎年、Wiwynnと最新の市場情報や技術ガイダンスを交換するために技術フォーラムを開催しており、ここでは、Wiwynnが早い段階でテストや検証を行えるように、SMRホスト管理型やデュアル・アクチュエータHDDの最新サンプルが提供されます。両社の質の高い技術と豊富なリソースを組み合わせることで、革新的なソリューションを共同で開発することが期待される一方で、Wiwynnは将来のトレンドや製品開発の経験を顧客と共有し、魅力的な料金で最高のデータ・サービスを提供することが可能になります。

こうしたさまざまな理由から、Seagateは2018年にWiwynnの最優秀ベンダーに選ばれました。Seagateは今後も、Wiwynnとの提携を通じて、技術革新の本質的価値にこだわり続けていきたいと考えています。企業のニーズを理解し、自社の技術的な強みとアイデアを結びつけるために、WiwynnはSeagateと共に多様なデータ・ストレージ・ソリューションを提供できるだけでなく、データを上手く活用することでより高い価値を生み出すことができます。

IoT、AI、5Gの発展により、データ・セキュリティが重要な問題となっています。大手ストレージ・デバイス・メーカーのSeagateが開発した独自の暗号化技術であるSeagate Secureは、自動暗号化ハードディスク・ドライブ、データ削除の機能を確立し、国際規格を満たすことで、企業が安全なデータ・センターを構築できるようサポートします。

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2019-06-11T04:10:52+00:00